日本茶の商品開発

中田英寿が全国の茶産地を巡り、農林水産大臣賞を取るような茶農家から、全国でも数少ないお茶の鑑定力を競う『全国茶審査技術競技大会』の最高位である『十段』の段位を持つ茶師と出会い、そのお茶の素晴らしさと可能性を見いだした日本茶文化。各産地を巡り築き上げてきた生産者達との繋がりを活かし、自社ブランドの開発から企業とのコラボレーションまで、さまざまな商品開発を行っている。茶葉やボトリングティーはもちろん、今後はレストラン・ホテルなどのOEMも視野に入れながら、健康志向でノンアルコール需要が増えていくこれからの時代にぴったりの商品開発を行っています。


日本茶ブランド「Hanaahu Tea」

Hanaahu Tea

茶農家を守り、日本文化を守り、そして自然を守りたい

茶葉の平均単価が下がり、茶農家の方々が苦心していること。茶葉の主な産地は日本を始めアジアが主であるにもかかわらず日本には茶葉ブランドが無く、日本の茶農家、そして日本茶文化の評価に結びついていないこと。この50年で生産者が十分の一以下になり、さらには生産者も高齢化した結果、山間地域に耕作放棄地が増えてしまったこと。そのような現実に対する想いが"HANAAHU TEA"の誕生につながりました。私達の思いは、茶農家、日本茶文化、そして自然を守っていくブランド作りです。

"究極の食中茶"を目指し、「旨味・苦味・渋味・酸味」などを食事に合うようにバランスよく設計。求めるのはお茶一杯の旨さではなく、食事に寄り添う飲み続けられるやさしい味。 現代の食事では冷たい物を飲む事が多く、さらにお茶では入れる温度で味が変わるという難しい点の両方を解決するために水出しに特化。日本文化同様、四季を大切にし季節の食材に合うように味わいを整え、商品すべてを季語で表現している。

茶葉は産地の特徴が味を左右する。ワインの世界で言われるテロワールと同じで、 茶葉がどこで、どのように育てられたかが最も重要な味わいの構成要素となっている。 産地の気候はもちろんの事、標高や傾斜など地勢による影響、粘土質や砂地による土壌の違い、有機物や無機物の含有度合いなど全てにおいて大きく影響を受ける。 さまざまな自然環境の違いが茶葉の生育に影響をもたらし、栄養分の蓄積や香りの形成など産地特有の個性となっている。そんな産地の個性を理解し、「HANAAHU TEA」ならではの茶葉のブレンディングを行っている。

HANAAHU TEA Webサイト


中田英寿 × ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社「加賀棒ほうじ茶」

ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社のTOCHIとCRAFT「加賀棒ほうじ茶」のリニューアルにあたり、中田英寿が味わいを監修。石川県の「油谷製茶」と共に同商品を、棒ほうじ茶(茎茶)の香ばしさとコクを引き出したすっきりした味わいと、今までにない上品な香りが楽しめる商品へと仕上げた。

加賀棒ほうじ茶