
株式会社 JAPAN CRAFT SAKE COMPANY(代表取締役 中田英寿)は、
石川県七尾市の鵬学園高等学校による地域連携型プロジェクトにおいて、能登の伝統菓子「大豆飴」の文化を継承する新商品「福来(Fucco)」の開発を監修しました。
2024年、地震や豪雨により甚大な被害を受けた能登半島。
「この年を、ただの震災の年ではなく、復興の年にしたい。」
そんな強い想いを胸に、高校生たちは立ち上がりました。
かつて能登を代表する銘菓といわれながら、今や姿を消しつつある「大豆飴」。
その文化を次世代に繋ぐべく、生徒たちは新しいかたちの“大豆飴”の創出に挑戦。「福来(Fucco)」は、伝統と革新を融合させたお菓子として、震災からの復興を象徴する存在となることを目指して誕生しました。
本プロジェクトでは、生徒たちが素材選定から試作、ネーミング、デザイン、販売戦略に至るまで主体的に関わり、地域の価値と未来へのメッセージを込めた商品開発を行いました。
弊社はそのプロセスにおいて、味わいやパッケージなどの商品設計やブランドストーリーの構築、表現面での監修を担い、地域文化と学生たちの想いが伝わる商品づくりを支援しました。

完成した「福来(Fucco)」は、七尾の伝統菓子・豆あめを現代風にアレンジした一口サイズのお菓子。
ナッツ、地元産のきな粉を使い、香ばしくやわらかな生地にキャラメリゼした3種のナッツを包み、チョコレートでコーティング。能登産の塩と醤油が味わいに奥行きを加えています。懐かしくも新しい“今の豆あめ”を目指した一品です。
懐かしさと新しさが調和した味わいは、世代を問わず親しみやすく、贈り物にもおすすめです。
現在、金沢フォーラス1Fの「MIHON ICHI」店舗およびオンライン販売にてご購入いただけます。また、売り上げの一部は復興支援金として七尾市に寄付されます。
▼福来(Fucco)公式サイト
https://fuccoproject.studio.site/
▼NIHONMONO 特集記事
https://nihonmono.jp/article/52652/
JAPAN CRAFT SAKE COMPANYでは、今後も地域文化の継承と若い世代の挑戦を後押ししながら、日本各地の価値ある“もの・こと・ひと”を国内外に発信してまいります。

